【ボートレース浜名湖・レース展望】第35回レディースチャンピオン

<2021/08/04-2021/08/09 【ボートレース浜名湖・レース展望】第35回レディースチャンピオン>


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浜名湖・第35回レディースチャンピオン・レース展望

ボートレース浜名湖にて8月4日より「第35回レディースチャンピオン」が開幕となります。

年に2回の女子G1の祭典。全国各地より選ばれたトップ選手が集結しての6日間の戦いです。今年の舞台は日本一の広水面を誇るボートレース浜名湖。この雄大かつ特徴的な水面を生かしたレースにも注目です。

また、ボートレース浜名湖といえば全国でも数少ない「個人協賛レース」を実施している場としても有名。G1開催でも命名権の募集は行なわれていたのでいくつかのレースにはユニークなタイトルもつくかもしれません。

浜名湖・第35回レディースチャンピオン -注目選手紹介-


昨年の大晦日にレディースクライマックスを当地水面で制覇した平高 奈菜選手。2021年の女子戦では絶対王女として君臨している今年は男子相手にSGレースでも活躍し上半期だけで10度の優出、4度の優勝を飾りました。

昨年は当地ワーストレベルのモーターと全治3ヶ月の大怪我を負いながら強行出場。最終日のイン逃げ勝利だけに終わった雪辱を晴らし2度目のG1制覇が期待されます。


対抗はSGボートレースオールスターでは初日のドリーム戦に出場した守屋 美穂選手。平高選手同様に女子戦だけではなく男子選手相手のSG戦でも結果を残しています。

上半期は4度の優出、3度の優勝を果たしていることもさることながら強気なレーススタイルが印象深く水面の広い浜名湖で思う存分のレースを見せて欲しい選手の1人です。直前のSGオーシャンカップで転覆事故のきっかけを作ってしまうアクシデントを起こしてしまうなど今年は攻めたレースが裏目に出ることが多い点が懸念。


2021年のG2レディースオールスター覇者の小野 生奈選手。上半期は8度の優出と今年も勢いは健在です。

浜名湖に参戦することが滅多に無い一方で、昨年のクイーンズクライマックスで準優勝、2019年のG3オールレディース優勝と相性の良い舞台。今節は初日ドリーム戦にて1号艇に抜擢されており初日から期待を背負ってのレースとなりますが白星発進が期待されます。直前のSGオーシャンカップでは準優戦にも進出。


連覇が期待される平山 智加選手。上半期は4度の優出、優勝は1回のみも地元開催で香川支部のメンバーが大暴れだった高レベルのヴィーナスシリーズを優勝。やや活躍に鈍りを見せた要因は3月にフライング失格をしてしまうも斡旋が詰まっていた影響で結局2021年後期審査対象期間は苦しい戦いとなってしまいました。

7月に地元丸亀開催のG2全国ボートレース甲子園で復帰。レースを見ているとまだスタート勘に鈍りが見えるだけに本番どこまで調子を上げて挑めるかが注目されます。


女子選手屈指のスタート巧者である宇野 弥生選手。上半期は4度の優出を果たしA1級へ復帰。優勝は6月のヴィーナスシリーズのみですが嬉しい地元初優勝を飾りその際のインタビューでは普段クールな姿が印象的な選手ですが喜びを爆発させる珍しい場面も。

フライングを恐れない強気なスタイルだからこそ成しえる完璧なスタートからイン逃げ、カド捲りを武器としておりレースに刺激を与える重要な存在として広い浜名湖の水面での活躍が期待されます。最近は準優~優勝戦に常に名前を残し続けており絶好調でタイトル獲得を狙います。


最後に大山 千広選手。昨年のF2失格以降どうも流れが良くなりません。F2休みが終わった2021年早々にフライング失格、一時はA1級維持すら難しいといわれながらも何とかキープ。

2期前F2、前期F1と苦しんだ中で今期もまた早々にフライングを1本抱えてしまいさすがの本人も呆然。何より今年は優出こそ3回もいまだに優勝がないままで最後に優勝してから1年が経過してしまいました。2019年、2020年と5回ずつの優勝を果たした姿からは明らかに遠く離れており2021年7月には今期もフライングを記録とスタートに苦しむシーンも。ただし2019年に当時最年少優勝を飾った思い出のG1で復活の優勝となるでしょうか?

ファンの誰もが優勝を待ち望んでいる選手であることに間違いはないでしょう。

全出場選手はこちらにて掲載

 

浜名湖・第35回レディースチャンピオン -ドリーム戦展望-

 1  小野  生奈
 2  遠藤  エミ
 3  守屋  美穂
 4  田口  節子
 5  鎌倉  涼
 6  平山  智加

②遠藤選手、③守屋選手に上位~中堅レベルのモーターが回っただけに①小野選手は自分のスタートが出来るかのレースとなりそうです。

1着逆転候補に関しても②遠藤選手、③守屋選手のどちらかになるのではないかと見ています。②遠藤選手は差し、③守屋選手は捲りでそれぞれ①小野選手を捕らえに行きます。

④田口選手は良いスタートを切れても恐らく③守屋選手か②遠藤選手に引っかかる形となるだけに上手く横並びで走り内から切り込んで2~3着狙いが基本。

こうなると外の2人はかなり劣勢。足も内枠勢のほうが良いだけに何か展開の助けが必要。

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浜名湖・レース場解説

浜名湖・水面特徴



競走水面が非常に広く走りやすい一方でスタートを合わせられずフライングや出遅れることも多いボートレース場。強風や豪雨、波が高くなると厄介で2021年に行なわれたG1浜名湖賞では全艇フライング失格となり峰 竜太選手が即日帰郷となったことも記憶に新しいでしょう。

全国で唯一チルト幅が-0.5度から+3度まで設定されており稀にチルトを跳ね上げて一発を狙う選手がいます。今回出場するメンバーだと高田ひかる選手くらいしかこれに該当しないでしょうが一か八かを狙いやすいのも広い水面ゆえの特典でダッシュ勢はスピードに乗って外枠から絞り込んでいくことは可能。そのため枠は関係なくフライングの本数が重要視されます。

地元静岡支部やあっ旋の多い東海勢が好走することが多いですが、次点で注目するべきは狭い水面で特訓、レースをすることが多い埼玉支部の選手。狭いところで技術を磨く分で広い水面に来ると自在性のあるレースをすることが出来るのがプラスに働く傾向があるので注目しておくポイントとなります。

静岡支部⇒倉田 郁美、池田 浩美、長嶋 万記、三浦 永理
埼玉支部⇒浜田 亜理沙

 

浜名湖・モーター解説


※オフィシャル用語辞典より

最後にモーターについてです。ボートレース浜名湖は2021年4月よりモーター、ペラが新しくなりました。どの場でも共通していますが良いモーターが浜名湖は特に成績に直結しやすく既に複数回の優出、優勝を記録しているにモーターもあり抽選が大きな鍵を握ることとなるでしょう。

そんな中で注目したいのは7月の一般戦で優勝した48号機。それまで当地ワーストクラスだったモーターにも関わらず使用した繁野谷 圭介選手が仕上げた結果、節間9勝をマークして優勝を飾りました。浜名湖は度々激変するモーターが現れるのですがこの48号機がその代表格となりそうな予感です。スタート課題の細川 裕子選手が獲得しましたがこれが良い方向に出るかどうか?

数字の見栄えが良いのは5月の一般戦で転覆失格以外はオール2連対で藤岡 俊介選手が優勝を決めた7号機、強力な伸びを誇り常に当地の注目機として常に取り上げられる38号機。特に38号機は6月に坪井 康晴選手がペラ、モーターと更に良化を進めたことでその能力がアップ。直前の一般戦で権藤 俊光選手が使用し節イチのパワーがあると評価された36号機も注目。7号機は岩崎 芳美選手、38号機は富樫 麗加選手、36号機は西橋 奈美選手がそれぞれ獲得しました。

その坪井選手が今年の5月にオール静岡メンバーで当地Vを決めた24号機、4号機、11号機、51号機など上位成績モーターが多数存在する浜名湖。対照的に凡機も多く他場に比べて成績は極端な傾向があります。