【ボートレース戸田･レース展望】オールレディース・第５４回東京中日スポーツ杯

<2021/05/31-2021/06/05 【ボートレース戸田･レース展望】オールレディース・第５４回東京中日スポーツ杯>

ボートレース福岡 2021 12/26～12/31

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ボートレース戸田では5月31日より「G3オールレディース・第５４回東京中日スポーツ杯」が開幕となります。

オールスター優勝戦の裏では戸田の水面で女子戦が開幕します。

直前の鳴門がにメンバーが揃わなかった分、今節はトップ選手が6日間を盛り上げる予感です。

優勝本命はやはり遠藤エミ選手でしょう。多摩川、びわこ。徳山と立て続けに女子戦で優勝を積み重ね勢いが止まらない最近。好モーターに恵まれている点もそうですが与えられたエンジン、ペラを自分の得意な形にしっかりと仕上げて更なる良化で他の追撃を許さないレースが出来ているのも好調の要因でしょう。

宇野弥生選手は得意の戸田で一発を狙います。前回戸田に参戦した際は男子選手の容赦ない前付けに苦しめられましたが最終日の選抜戦では大外6コースから全捲りで特大万舟を演出。ここ最近はモーターの抽選に苦しめられていますが今節は機力充分の良機を引けるでしょうか？

前回の戸田の女子戦では良機を獲得しながら優勝を逃した地元の浜田亜理沙選手。最近は当たり前に優勝戦に名前を揃えるのですが、やはり課題はイン戦の勝負弱さ。スタートが遅い選手ゆえ仕方ないのですがメンバーが揃い始めた準優、優勝戦で思い切った走りが今節は出来るかどうかがカギとなりそうです。

どのボートレース場、どんなモーターでも常に安定した走りをする田口節子選手も出場。今節も堅実な内容で予選上位から優勝を狙う一人となることは間違いないでしょう。

若手の注目株は薮内瑞希選手。丸亀の女子戦ではトップ選手たちを相手に臆すること無い走りで準優戦進出。見せ場充分の1節間でした。トップ選手は裏開催のオールスター出場ということでこのメンバーなら再びの予選上位18人に名前をそろえてもおかしくない存在となりそうです。

※オフィシャル用語辞典より

戸田のモーターを語る上で欠かせないのは62号機。これまで10回の優出と2回の優勝を記録している超パワーユニットです。

そして9回の優出、4回の優勝を誇る64号機。畑田汰一選手は6号艇から逆転優勝を飾ったり、菅野はやか選手がデビュー16年目で初優勝を飾った際にも使用されました。あまりの性能のよさからYouTube上にこのモーターに関する動画が作られるほどのお化けモーターです。

57号機は直前に東京支部の上原崚選手に初勝利をもたらしたスタートの伸びが優秀なモーター。スローよりダッシュ向きでしょう。

対照的に女子選手に渡ると苦労しそうなのは45号機。直前に優出をしていますが、使用者は伸びを究極に重視した仕上げにこだわる大坂支部の藤山翔大選手。前節では異次元の展示タイムを記録し話題となりましたが扱い切れる選手がかなり限られそうなくせものモーターです。